うなとうのこだわり

昭和四十四年創業

老舗うなぎ料理「うな東」。うな東の歴史は古く、昭和四十四年からはじまりました。

「うな東」という店名の由来は、創業者でもある先代がうなぎ屋に丁稚として奉公し独立する際に、丁稚先の名に「西」 がついていたことから、「東は任せる」という想いを込めて「うな東(うなとう)」と名付けられました。

先代からの「安くて美味しい鰻を提供したい」という強い想いを受け継ぎ日々精進してまいります。
また繋いでいく想いを表し
「 うなぎ料理 三代目 うな東  中川本店  昭和四十四年創業 」
といたしました。


「書」と日本の伝統的な紙染め技法「墨流し」を自然風によって生み出し、単に平面的ではなく立体的に、文字の持つ意味を模様と組み合わせて表現する現代書家 角谷有紀によって書き上げられたお店の店名となります。

さらに、うな東においては、書き上げる際の墨には商売繁盛、事業発展を祈願し、京都御所横にある梨木神社の御神水と京都伏見の御香宮神社のご香水を使用し墨を磨ったもので清書しております。

大きくて脂ののった鰻

「お客様に安くて美味しい鰻を食べてもらいたい」その思いから、様々な仕入れ業者から毎日鰻を確認しときには仕入れず返却し、良い鰻がない時は店を閉める。その覚悟で仕入れに力をいれて営業しております。 時期ごとに一番美味しくいただける大きく脂ののった活き・色のよい鰻をこだわって選定。皮目はパリッ、肉厚の身は、ふわっとした食感。歴史ある自家製だれとの相性を存分にご賞味ください。

歴史のある唯一無二のたれ

昭和四十四年から継ぎ足している秘伝のたれ。何度も、毎日、毎年、継ぎ足す事で鰻から出る油旨味が凝縮された深みのあるたれでございます。

鮮度と味を最大限に高める技

鰻は形が同じでも中身が違います。骨に身が付かないギリギリに包丁を入れ、捌きます。 また焼きは、焼きむらがないよう大きさ、皮の色、身の厚さを揃えて串打ちをしております。鰻本来の美味しさを職人の技で最大限に引き出した逸品をご賞味ください。

美容と健康とうなぎ

うなぎには美容や健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。うなぎの力で、美しさにさらに磨きを。

ビタミンA

うなぎはビタミンAが豊富です。ビタミンAは皮膚の健康を保つために重要な役割を果たし、乾燥やシワを防ぐ効果があります。また、視力の維持にも役立つことが知られています。

ビタミンE

ビタミンEも豊富で、抗酸化作用が強いです。抗酸化作用は、紫外線や環境ストレスから肌を守り、老化の原因となる活性酸素を抑制する効果があります。

ビタミンB群

うなぎにはビタミンB群、特にビタミンB2やB12が含まれています。これらのビタミンは新陳代謝を助け、肌や髪の健康を保つのに役立ちます。

良質なタンパク質

うなぎは良質なタンパク質源でもあり、これが肌や髪、爪の健康維持に役立ちます。タンパク質は体の細胞を構成する基本的な要素であり、細胞の修復や再生に欠かせません。

DHA・EPA

うなぎにはDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸が含まれています。これらの脂肪酸は、抗炎症作用があり、頭皮の炎症を軽減します。また、血液循環を改善して、髪の成長を促します。

コラーゲン

うなぎの皮にはコラーゲンが豊富です。
コラーゲンは肌の弾力やハリを保つために不可欠で、シワやたるみを予防する効果があります。

これらの栄養成分が組み合わさることで、うなぎが美容や健康に良いとされています。

うなぎの肝

うなぎの肝は、ビタミンA、鉄分、ビタミンB群が含まれており、栄養価が高く、健康に良いとされています。
ただし、うなぎの肝にはビタミンAが非常に多く含まれているため、適量を守って摂取することが大切です。

うなぎに山椒

山椒とうなぎの組み合わせは、室町時代・江戸時代頃にははじまっていたといわれています。
山椒を加えることで消化を助け、胃への負担を軽減することができますし、山椒のピリッとした辛味と独特の香りが、うなぎの甘いタレとよく合い、全体の味わいに深みを与えます。

うなぎのしっぽ

うなぎのしっぽとは、蒲焼の切り落としの部分です。
お得感がある上に、特にしっぽの部分にはビタミンAの含有量が多いといわれており、積極的に食べていただきたい部分となります。

土用の丑の日の由来

諸説ありますが、江戸時代の学者である平賀源内が、うなぎ屋から「夏場はうなぎが売れない」と相談を受けました。源内は、「丑の日に『う』のつく食べ物を食べると夏負けしない」という風習に基づき、「今日は土用の丑の日」と書いた看板を掲げることを提案しました。
その結果、うなぎが売れるようになり、この習慣が広まったとされています。

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